競馬歴14年&一口馬主としてテルツェットやイクイノックスに出資中の競馬好き夫によるコラムです。
競馬を始めると、聞きなれない言葉や表現を耳にすることがありますよね。
今回は、この表現「手前を変える」について書いてみました。
手前をカエルとは??
以前にも書いたのですが、競馬場にはいろんなコース形態があります。
その中で分かりやすいものの一つが「右回り」・「左回り」です。
JRAの競馬場の中で
「右回り」コース:札幌、函館、福島、中山、京都、阪神、小倉
対して
「左回り」コース:新潟、東京、中京
です。
だから何??と思われるかもしれませんが、左右の回り方で競争成績に差が出る場合があり、大きな要因の一つであるのが"手前"です。
競走馬は、4本の脚を後脚から順に地面に着いて走っています。いわゆるギャロップですね!
最後に着く前脚が右なら「右手前」
左なら「左手前」
となります。
競走馬は、レース中に何度もこの手前を変えて走っています。
同じ脚に負担をかけすぎないためです。
競走馬が自ら手前を変えたり、騎手が指示(サポート)して変えさせることもあります。
なんで「手前を変える」が重要なの?
どちらの手前で走るかは、特にコーナリングで重要となります。
右回りのコーナーは、ほとんどの競走馬が右手前で走り、
左回りのコーナーは、その逆で、ほとんどが左手前で走ります。
ここで、ポイントとなるのが、競走馬も人間と同じように「利き脚」があるということです。
手前の得意不得意がわかると、穴馬や危険な人気馬を見つけることができるかもしれませんね!
手前を目で見極めるのは、かなり難しいので、競走馬成績や調教師のコメントをしっかり見るとヒントを見つけることがあるので、馬券を買う際のポイントとして一考してみてください。
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